『Exit the Gungeon(イグジットザガンジョン)』レビュー|前作との違い・良かった点・残念だった点を徹底解説
ローグライクシューティングゲームとして人気を誇る『Enter the Gungeon(エンターザガンジョン)』のスピンオフ作品、『Exit the Gungeon(イグジットザガンジョン)』を実際にプレイしてみました。
本記事では、プレイ体験をもとにしたレビュー・感想をまとめています。
「Exit the Gungeonってどんなゲーム?」「エンターザガンジョンとの違いは?」「楽しめるポイントと残念なポイントは?」という疑問を持っている方に向けて、詳しく解説します。
Exit the Gungeonとは?基本情報
『Exit the Gungeon』は、弾幕シューティングとローグライク要素を組み合わせたステージクリア型アクションゲームです。シリーズおなじみの銃やキャラクターが登場しつつ、ステージごとのクリアを目指す構造に変化しています。
従来の『Enter the Gungeon』はダンジョン探索型でしたが、本作は出口を目指して進むステージクリア型になっています。
プレイして感じた良いところ
1. エンターザガンジョンならではの爽快感
本作でも、銃弾を避けながら攻撃する弾幕アクションの爽快感は健在です。敵の攻撃パターンを覚え、タイミングよく回避しつつ反撃する瞬間は、やはりシリーズならではの楽しさがあります。
2. 活躍の幅が広がった銃
『Enter the Gungeon』では影が薄かった銃も、本作では強化されているものが多く、使い方次第で戦略的に活躍させることができます。
従来の武器の性能バランスが変わったことで、新たなコンボや戦術が生まれ、プレイヤーごとに異なる攻略スタイルを楽しめます。
3. コスチュームやミニゲームなどの追加要素
本作では、キャラクターのコスチュームやNPCの部屋ではイベントやミニゲームといった要素が追加されています。NPCの部屋では、ちょっとした遊びややり込み要素を楽しめるほか、見た目のカスタマイズで愛着も湧きます。
これらの追加要素によって、単なる弾幕アクションにとどまらず、遊びの幅が広がった印象を受けました。
プレイして感じた残念なところ
1. 銃やアイテムの数が減少
一方で、残念な点もいくつかあります。まず、登場する銃やアイテムの種類が前作より少ないことです。また、従来のような多彩なシナジー効果を活かした戦略は楽しめず、面白さが減ってしまったのは少し残念です。
2. 探索要素がなくなり、ランダム性も減少
『Enter the Gungeon』では、ダンジョンを探索して宝箱や隠し部屋を見つける楽しみがありました。しかし本作では、ステージクリア型に変更されたことで探索要素がなくなり、ランダム性も減少しています。そのため、プレイごとに「運と探索で変化する戦略の幅」を楽しむことは難しくなっています。
3. 2人プレイができない
『Enter the Gungeon』の協力プレイが好きだった方にとっては、本作で2人プレイができない点もマイナスポイントです。友達と一緒に弾幕を避ける楽しさを味わえないのは残念です。
プレイ体験まとめ
『Exit the Gungeon』は、エンターザガンジョンならではの爽快な弾幕アクションと、使いやすく強化された銃、追加されたコスチュームやミニゲームなどの要素で楽しめる作品です。
しかし、登場銃やアイテムの減少、探索要素の廃止、2人プレイ非対応といった点は残念で、従来作と比べるとやや物足りなさも感じます。
総合的には、アクションゲームとしては十分に面白く、シリーズファンやローグライク好きにはおすすめできますが、「前作のやり込みやランダム性を重視するプレイヤー」には少し物足りないかもしれません。
今回のプレイを通じて、私は『Exit the Gungeon』の爽快なアクション性と遊びやすさに魅力を感じました。一方で、銃やアイテムの減少による戦略性の低下はシリーズファンとして少し残念です。
それでも、ステージクリア型ゲームとしては非常に完成度が高く、弾幕アクションやローグライクを気軽に楽しみたい方にはおすすめできる作品です。
tag
タグ
search
検索