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【圧倒的中毒性】『カルトオブザラム(Cult of the Lamb)』レビュー|ローグライク×カルト運営の新感覚アクション

やってみた
【圧倒的中毒性】『カルトオブザラム(Cult of the Lamb)』レビュー|ローグライク×カルト運営の新感覚アクション

「かわいいのに狂気」——そんな言葉がぴったりなゲームが『カルトオブザラム(Cult of the Lamb)』です。

 

羊の主人公がカルト教団を率いて、ランダム生成のダンジョンに挑み、信者を増やし、儀式を行いながら勢力を広げていく…という一風変わった設定。

 

私はSteam版を実際にプレイしましたが、アクション性の高さと経営シミュレーション的な面白さが両立していて、気づいたら何時間も遊んでしまいました。

 

この記事では、実際に遊んでみたレビューを 「ローグライクアクション」「タロットカードの能力付与」「カルトの拡大と運営要素」 の3つのポイントを中心に紹介します。

1. ローグライクアクションが面白い!

『カルトオブザラム』の核となるのが、ローグライク要素を取り入れたアクション部分です。

ダンジョンは毎回ランダム生成


挑戦するダンジョンはランダムで構成されており、入るたびにマップの構造や敵の配置が変わります。一本道ではなく分岐が存在し、「敵の部屋に進むか」「資源を集めるか」「信者を救出するか」などプレイヤーの選択がゲーム展開を大きく変えるのが特徴です。
毎回新鮮な気持ちで挑めるので、同じダンジョンに潜ることが全く苦になりません。

ランダムで手に入る武器と能力


武器は剣、ハンマー、短剣、斧などがあり、攻撃スピードやリーチ、威力が大きく異なります。例えば、斧は重くて遅いけれど高火力、短剣は素早く連打できる代わりに攻撃力が低め。
「今回はどんな武器が当たるのか」というワクワク感が毎回あり、同じステージでもプレイ体験が変わります。

操作性は『Enter the Gungeon』に似ている


実際に操作していて感じたのは、『Enter the Gungeon(エンター・ザ・ガンジョン)』に近いテンポ感。回避(ローリング)を使って弾幕のような攻撃を避け、タイミングよく近接攻撃を叩き込むスタイルは、シューティングとアクションの中間のような心地よさがあります。
個人的には「ローグライクアクションとしての完成度はかなり高い」と感じました。

2. タロットカードで能力がガラッと変わる


ダンジョン探索中に「タロットカード」を引くことで、プレイヤーキャラに特殊な能力が付与されます。

例えば、

  • 攻撃力がアップするカード
  • HPが増えるカード
  • 回避のクールダウンが短くなるカード
  • 敵を倒すと体力回復するカード

など、戦い方を大きく変える効果が揃っています。

このカードシステムのおかげで、「今回の冒険は防御寄りにするか、それとも攻撃特化にするか」といった戦略性が生まれるのが魅力です。
さらに、カードは完全ランダムではなく、ある程度「プレイヤーの進行度や選択」に応じて出現するので、毎回違ったビルドを楽しめるのも良い点。

特に、HPがギリギリの時に「敵を倒すと体力回復」のカードを引いたときは、本当に救われた気分になります(笑)。

3. カルトの拡大と信者運営が楽しい

『カルトオブザラム』の大きな特徴は、アクション部分だけでなく「カルトの運営」も楽しめる点です。

信者を集めて村を拡大


ダンジョンで助けたキャラクターは自分のカルトに加入させることができます。
信者は木材や石を集めてくれたり、畑を耕して食料を供給してくれたりと、カルトの基盤づくりに欠かせません。
最初は小さなキャンプのような場所ですが、建築物を増やすことで教団はどんどん立派になっていきます。

建築物の解放がモチベーションになる


教団施設には、礼拝堂、畑、寝床、料理場、墓地などさまざまな種類があり、ゲームを進めることで徐々に解放されます。
「次はどんな施設を建てようかな」と考えるのが楽しく、拠点が少しずつ発展していくのを見るのはまるでシミュレーションゲームを遊んでいるような感覚です。

儀式や教義の選択が面白い


信者の信仰心を維持するために「儀式」を行うのも重要です。
儀式には「大量の信者を一気に信仰させる」ものから、「資源を得るために信者を生贄にする」という過激なものまで存在します。
さらに、プレイヤーは「教義カード」を選んで自分の教団をカスタマイズ可能。たとえば「信者が死んだら喪失感が大きくなる」か「逆に死を祝福するか」といった二択を迫られます。

プレイヤーの選択次第で「慈悲深い教団」になるのか「恐怖で支配する教団」になるのかが変わるため、同じゲームでも人によって全く違った体験になります。

 

総合レビュー:『カルトオブザラム』は中毒性のある一本

実際に遊んでみて感じたのは、「ローグライクアクションと拠点経営の融合」が非常にうまく噛み合っているという点です。
ダンジョン攻略だけでは単調になりがちですが、拠点に戻って信者を増やし、施設を拡張し、儀式を行う…という流れがプレイヤーのモチベーションを保ってくれます。

また、見た目のかわいらしいデザインと、時折挟まれるブラックユーモアのギャップも魅力的。見ていて癒されるのに、やっていることはカルト運営という不思議な感覚がクセになります。

難易度はローグライク初心者でも遊びやすい設定になっており、アクションが苦手な人でも楽しめる調整です。逆に、上級者向けにはハードモードも用意されているので、幅広いプレイヤーが楽しめます。

こんな人におすすめ

・『Enter the Gungeon』や『Hades』のようなローグライクアクションが好き

・経営・シミュレーション要素のあるゲームが好き

・ブラックユーモアの効いた世界観が好き

・かわいいキャラとダークなテーマのギャップを楽しみたい

【まとめ】

『カルトオブザラム』は、単なるローグライクではなく「教団運営」という独自要素を加えたことで、他のゲームにはないユニークな体験を提供してくれます。
一度遊び始めると「次の儀式を試したい」「次の施設を建てたい」とやめ時を失う中毒性があり、まさに時間泥棒ゲーム。

SwitchやSteamで気軽に遊べるので、ローグライク好きはもちろん、シミュレーションが好きな人にも強くおすすめできるタイトルです。

 

👉 総合評価:★★★★★(5/5)
「かわいいのに狂気」な世界をぜひ体験してみてください。

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